PEDIATRIC DENTISTRY

小児歯科

小児歯科について

歯の大切さを楽しみながら学ぶ、将来の宝を育む歯の教育

当院の12歳でむし歯ゼロを目指す取り組み

お子様の場合、大人の歯とは違い、歯はまだまだ軟らかいので、むし歯になりやすい傾向があります。
当院では、お子様の歯が強く立派な歯へと成長を遂げられるよう、その育成をサポートしていきます。

保護者の方に知っていただきたい「とても大切なこと」

歯の治療は誰でも嫌なものです。大人の方でも恐いのに小さなお子様が嫌がるのは当然。
無理に押さえつけて治療をすれば、その子が大人になっても歯科医院に対する恐怖心はとれないでしょう。

小さなお子様が歯科医院になじめ、恐がらずに治療ができるまでスタッフと楽しくトレーニングをします。
フッ素塗布など、お子様の歯を強くする処置も行いながら、お子様・保護者・当院の三者が協力し合って、素敵な成長を見届けていけるような診療を心がけております。

0~3歳までのお子様にとって大切なこと

乳歯は全部で20本生えてきます。

「どうせ大人の歯が生えてくるから、そんなに神経質になることはないんじゃないの?」
なんて声も聞こえてきそうですが、実はこの時期のお子様の歯には将来への大切なことがあります。

1. 噛むという行為は「知能の発達」に影響する

食べ物をよく噛むことで、その顎の振動が直接脳に伝わります。
その脳への振動が脳細胞を活性化させ、知能の発達を促すという学説があります。
ネズミなどの実験では、歯を抜き、「噛む」ことのなくなったネズミは以前よりも明らかに能力が低下しました。
大切なお子様の将来のためにも、「噛める歯」というのは大切になります。

2. 噛むことで元気な体をつくる

実は食べ物を食べた時に出る「唾液」には殺菌・消化能力があります。
唾液は「噛む」という行為で出てきます。ですから、食べ物をきちんと噛める歯にしておかないと、唾液の量も減ります。それにより、胃腸の消化吸収力を助ける能力も減ってくるのです。

そして唾液には、身体の中で毒素を発生させる活性酸素を消す効果もあります。
活性酸素は、ガンの原因物質とされており、アトピー性皮膚炎、小児ぜんそく、花粉症など幅広い病気の原因になると報告されています。

~0から3歳までのハミガキのポイント~

小さなお子様には歯を磨くという行為に対して嫌がらない工夫をしてあげることが大切です。
ですから、笑顔で優しくマッサージをするように歯磨きをしてあげることが大切になります。

  • 【1歳くらい】
    ガーゼに水を含ませて、歯を拭いてください。
  • 【2歳くらい】
    歯と歯のあいだ、奥歯の噛み合わせの溝の部分に気をつけて保護者様が磨いてください。
    まだ歯磨き粉を使う必要はありません。
  • 【3歳くらい】
    できればお子様に自分で歯を磨く練習をさせてください。

最後に保護者の方が必ず仕上げ磨きをしてください。

4~8歳までのお子様にとって大切なこと

そろそろ大人の歯が生えてくる時期になります。この時期乳歯にむし歯があると、きれいに生えそろわないことがあります。
歯科医院にむし歯予防のために積極的に受診されることをおすすめします。
きれいな歯は、お子様の将来にとって必ず大切な財産となります。

ご存じですか?歯並びが悪くなる原因
  1. 早く乳歯が抜けてしまった時
  2. 乳歯がむし歯になってしまった時
  3. 乳歯が抜けずに残ってしまった時
  4. アゴが小さく発達した時
  5. 歯並びを悪くするクセがある時(指しゃぶり・頰杖・口呼吸など)

当院では、お子さまの歯並び・矯正についても相談を承ります。
お気軽にご相談ください。

~4から8歳までのハミガキのポイント~

奥に大人の歯が生えてきます。今までよりもブラシの先が届きにくく、歯の噛み合せの溝は細かく狭いため磨きにくくなってきます。奥の歯は上下の噛み合わせの基準となります。それに合わせて他の永久歯が生えるガイドとなります。

小児歯科検診の内容

1.唾液検査

お口の中でむし歯菌から歯を守る役目をしてくれているのが唾液です。
唾液の質と量によって、むし歯のなりやすさ、なりにくさが決まります。
むし歯リスクが高いお子様は、唾液検査をすることをおすすめします。

2.歯みがき指導

歯並び、歯の生え換わり具合、むし歯のリスクなど、一人ひとり違うお子様のお口の中の状態にあわせて衛生士が丁寧にブラッシング指導をします。
歯に残っている歯垢を染色し、汚れが残りやすいところをチェックしながら歯磨きのトレーニングを行います。

3.PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)

お子様の柔らかいエナメル質を傷つけないように、ご家庭での歯磨きではとることができない汚れや歯垢・歯石を丁寧に取り除きます。
汚れを落とすことで、むし歯のリスクを減らすだけでなく、自然な白さの美しい歯になることができます。

4.フッ素塗布

歯のクリーニング後、歯にフッ素を塗布します。
フッ素には歯のエナメル質の結晶性を高め、歯質を強化する働きがあります。
歯質を強化することでむし歯になりにくい歯を目指します。

※通院毎に各種健康保険を使わせていただきます。
※ムシ歯が発見された場合は別途治療費がかかります。
※スミレキッズクラブ会員以外の方は、フッ素塗布のみで1,500円の費用がかかります。

よくある質問

小児歯科についてよくある質問をまとめました。ここに記載のないことでも分からないことがございましたらお気軽にお尋ねください。

子どもはむし歯になりやすのでしょうか?
お子様の歯は大人の歯と比べて非常に柔らかく、耐酸性が低い(酸に溶けやすい)ため、むし歯になりやすいです。
歯磨き粉は何歳から使用できますか?
個人差がありますが、うがいが一人でできるようになった頃から使用してください。
むし歯は子どもにうつりますか?
むし歯そのものが感染することはありませんが、むし歯を発生させる”細菌”は、親から子へ感染(垂直感染)します。
親子での垂直感染を防ぐには、むし歯菌が口に入ってしまう機会を極力減らすように心がけることが大切なポイントです。
子どもが指しゃぶりをするのですが、歯並びに影響はありますか?
3~5歳になっても続けていると上顎の骨が発達して歯並びに影響がでる事があります。
指しゃぶりの原因を改善し、やさしくやめさせる方法を、歯科医師・歯科衛生士と共に考えましょう。
気になるようでしたら、お気軽にお相談ください。
子どもが歯ぎしりをしていて心配です。
子どもの歯ぎしりは一時的なものが多いため問題はありませんが、あまりにもひどい場合は歯が削れてしまう事もありますので、担当の歯科医師・歯科衛生士にお気軽にご相談ください。
乳歯のむし歯は治療が必要なのでしょうか。
はい、必要です。
乳歯のむし歯を放置すると後続の永久歯や歯並びに影響が出る可能性があります。
むし歯になったら、まず歯科できちんと診てもらうことをおすすめします。
子どもの矯正はいつからはじめられますか?
乳歯や永久歯の状況により、個人差があります。
乳歯から矯正を始めた方がいいケースもあり、お子様の歯並びの状態によって最適な矯正開始時期がありますので、まずは当院の矯正専門医のカウンセリングにお越しください。

治療の流れ

STEP 01 カウンセリング

現在のご家庭での生活状況やご性格、お子様の癖、好き嫌い、お食事の内容やタイミングなど、これからしっかりとお子様のお口を共にお守りしていくために必要なことを、保護者の方とのお話合いの時間を設け、日々の生活で、不安に感じていること、情報としてお知りになりたいことなど、お子様の歯の健康に関するご相談などをお聞きします。

STEP 02 歯科検診

お子様のお口の中を把握するために、各種検査による歯科検診を行います。
むし歯と噛み合わせのチェックと、成長による変化と治療の経過を記録するために、1年毎にレントゲン写真の撮影をいたします。

STEP 03 親子の歯磨きトレーニング

乳歯は小さくて柔らかい為、歯科口腔内を傷つけずに汚れを落とさなければなりません。
歯科衛生士が、保護者様もご一緒にお子様の歯磨きトレーニングを行います。

STEP 04 歯のクリーニング

歯と歯の隙間、歯周ポケットなど歯ブラシでは落としにくい磨き残しを歯科衛生士が丁寧に除去いたします。

STEP 05 むし歯治療(必要時)

乳歯のむし歯は、永久歯の歯並びに影響することがあります。
当院では「できるだけ歯を削らない治療」を心がけています。

STEP 06 むし歯予防処置(フッ素の塗布)

むし歯は歯の表面にあるエナメル質が、むし歯菌が作り出す酸によって溶かされてしまうことが原因で発症します。
歯のエナメル質をフッ素でコーティングすることにより、歯の表面の耐酸性を強化し、むし歯を予防します。

STEP 07 定期健診

お子様の歯の成長は顎の骨の形成にも関わります。
健康な歯と歯並びを維持するために、3ヵ月に1度の定期健診をおすすめいたします。

子供の予防歯科

がんばって施術を受けたお子さまへのうれしい特典

上手に施術が終わった後、楽しいガチャガチャがあるので、 みんな笑顔になって帰られます。
「また来たい歯科医院」 と言われると私たちも嬉しいです。

SYMPTOMS

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総合診療の宝塚南口の歯医者。

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