透明で薄く審美的に優れたマウスピース型の矯正装置
ブラスチックの弾性を利用し、 必要な矯正力を部位に加えることで歯を移動させます。 一定の期間で印象課得を行い、アライナーを製作し厚みの違うアライナーで矯正力をコントロールしていきます。
適応症・非適応症
適応症
- 歯科矯正治療後の後戻りの症例
- 主に前歯部の部分矯正
- 軽度叢生で、歯間部を削っての改善が可能な症例
非適応症
- 抜歯症例(前歯の後退量が多い症例)
- 中等度以上の出っ歯、受け口、偏位、開咬など顎間関係に問題がある症例
- 骨格性異常の症例
- 移動距離の長い歯体移動
ソフト・ミディアムタイプ
歯の移動には適していますが、アライナーが非常に薄いため長期使用で変形を起こす場合があります。
変形したアライナーを使用し続けると歯牙移動が画計画通り進まなくなる可能性があるので、約140~200時間(7日~10日)装着を目処にミディアムへ移行し、ミディアムでも同様の理由から、ハードへの移行をお願いいたします。
もう一つの目安としては、すべての歯とアライナーの隙間がなくなり、歯面とアライナーがぴったりフィットした状態になりましたら交換期となります。
ハードタイプ
ハードは保定装置としてのみではなく、ソフト、ミディアムの2枚でセットアップ通りに歯牙移動が行われなかった場合の是正をする役割もあります。 また、複数ステップを同時発生した場合、毎ステップ予定通りに歯牙移動がされないと次ステップのアライナーの装着が困難になるため、ハードは約250時間(約2週間)以上の装着を目処にご使用ください。